2014年11月雑記

更新も随分とご無沙汰になってしまいました。

皆様お元気ですか? ここ最近あったことを毎度の如く書いてみます。

9月10月とベルリンに戻って、MOZARTの珍しいコンチェルトを

弾いてきました。3台ピアノとオーケストラという編成の所為か、

中々演奏できる機会が無いの曲で、リハーサルも含め本当に楽し

かったです。この曲はロドロン伯爵夫人とその二人の令嬢の為に

書かれたらしく、1ピアノと2ピアノはそれなりに技巧的でもある

のですが、3ピアノがとても易しいんですね。

というわけで(?)この方の登場!(ベルリン芸大でのリハより)

ロドロンリハUDK

この座ってる紳士に見覚えのある方もいらっしゃるかもしれ

ません。そう、2007年にノーベル化学賞を受賞された

ゲルハルト・エルトゥル博士です。実は博士はオケの演奏会を援助

してくださったりした経緯もあり、今回彼のお誕生日という事もあり、

なんと3番ピアノで堂々のデビュー(?)です。本当に音楽を愛して

らっしゃって、ただそれだけで、有名人ぶったり一切

されるどころか、我々を立ててくださったり、そのお人柄に

どれだけ助けられたか、、演奏にも深い味わいがあったと思います。

コンサートマスターと熱心に話す博士↓

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なので本番はベルリン工科大学主催という珍しい形でした。

満員のお客様と暖かい同僚に支えられ、良い演奏会でした。感謝!

我々のコンサートマスターは元々シュターツカペレ(現在バレンボイム氏が

シェフを務める)で演奏していた人ですが、彼も本当に、前回同様

一生懸命暖かい言葉と仕草で励ましてくれるあったかーーーーい人です。

ロドロンリハLODRON

 

合間を縫って、Grünewaldやバッハの故郷、Eisenachを散策して

きっとこのインスピレーションはどこかで繋がるのだと思います。

Grünewald↓

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バッハが洗礼を受けた教会↓ バッハも歩いたはずの森↓

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バッハの時代には無かったけど、アイゼナッハの美味しい料理

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バッハの紋↓         バッハ家の税金の帳簿↓

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10月中頃に日本へ戻って、長野市で演奏とレッスンをしてきました。

サンピアン様、ありがとうございました.たくさんの熱心な講師の皆様を前に

緊張しましたが、どなたも本当に僕の拙い言葉を懸命に理解しようと努めて

くださり、感謝です。

写真がこれしかないのですが、一部の講師の方々、そして春畑セロリ先生と

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11月に入ってからは、再び吉永哲道氏と合わせを始め、

11月15日に名古屋のしらかわホールでブルッフを演奏してきました。

最近知った曲なのですが2台ピアノと管弦楽で、華やかな曲です。

伊藤美佐子先生、セントラル愛知交響楽団の皆様、本当に本当に、

ありがとうございました。この日のお客様はすごく優しい雰囲気でした。

リハーサルの稲沢市民会館↓     しらかわホール↓

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どうもインフルエンザが流行り始めたようですね。皆さんも

ご自愛ください。そして楽しいクリスマスシーズンをお迎えください^^

 

 

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