2024年1月雑記
あっという間に一年が経ってしまいました。
本年も変わらぬ親交をお願い申し上げますと共に
2024年が皆々様にとって最良の一年であることを祈念いたします
昨年は本当にドタバタでした。6月に母・黒岩直子が他界したこともあり
その前後のドタバタ劇といったら… 母の生前、よくしてくださった皆様には
本当に感謝でいっぱいです。最後の最後まで「良い演奏をしなさい」と言ってたので
もう少し頑張ろうと思います。
母が息を引き取って、そのちょうど1週間後、父は本番でした。
これがまさかのモーツァルトのレクイエム。合唱団の方が気を遣って
くださり、演奏前黙祷を捧げてから始まり、期せずして盛大な葬儀のように
なりました。これには感謝しかありません。
父はこれをもって、鯨の常任は終わりになりました。40年の長きに渡り、
音楽を共にしてきた鯨です。先生方、ありがとうございました。
そんな事がありながら、演奏もいくつかやらせていただき、
福岡のアクロスシンフォニーホール
ムジカーザでの ensemble3.0の定期公演
杉並公会堂小ホールでのリサイタル
リサイタルへは素敵なお花も頂戴しました
SpecialThanks to 島津ダイアグノスティクス小野社長、中村修治様
そしてかわいい門下生たち
名古屋ムジークフェラインみなさんとのコンチェルト
などなど。。お世話になった皆様、聴いてくださった皆様、
ありがとうございました!
こんな事を書いていると、とてもストイックに、家族の死を乗り越えて
頑張った人っぽいですが、しっかり(ちゃっかり?)息抜きもしました。
9月には旧知の友人らとキプロス共和国へ。唖然とするほどの海の美しさ、
遺跡(これはローマ時代の劇場です)、美食と楽しんできました。
そして父の希望で、母との思い出の地、車山と蓼科へもいき、思い出を偲びました。
いろいろな方に本当に優しくしていただきました。この場を借りて御礼申し上げます
今年もいくつか弾かせていただきますが、チラシのできているものを一つ
また皆様とホールでお目にかかれます事を楽しみに今年一年
素晴らしい作品を皆様にお伝えできるように進みたいと思います。