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復活祭の休暇

2015/04/29

春爛漫、もう海辺を走り回りたいくらいの気候ですね。

この春の兆しが見えるか見えないかの頃、ちょうどイースターの

休暇の時期という事で、 初ギリシャ!! いってきました

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絵葉書で見たことがある!なんて方もいらっしゃるのでは?

そう、サントリーニ島です。この蒼!!!!!! もうほんと、生きててよかった、、

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教会も綺麗です

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美しい海に癒され、

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美味しい食事に癒され(蜂蜜と魚介スープは前代未聞の美味!)

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歴史にロマンを感じて

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最高の友達と死ぬほど笑って、

本当に楽しい休暇でした。あの色、空間、響、人

またどこかで音楽と繋がると良いなあ。。 と思いつつ

そろそろGWですね。皆さんもたくさん笑って、良い休暇を

おすごしください!!!!

ドイツ、イタリア

2015/03/15

先週はドイツのNeuruppinという小さな街でリサイタルでした。

どんな会場なのかな?とドキドキしながら行ったのですが、びっくり

するほど美しい空間でした。

saalsaal2

お客様も満員で、主催の方々も本当によくしてくださって、最後まで

弾き終えた時は心地よい疲れでした。^^ MusikVereinの皆さん、

本当にありがとうございました!そして助けてくれた友人、聴いて

くださった皆さんにたくさんのありがとう!

地元紙にも取り上げていただけました。本当、感謝!

review

 

翌日にはイタリアへ飛びました。自分も勉強したかったし、今後教える上での

注意点などの話もしたかったのでマルガリウス先生と会ってきました。

ドイツからイタリアへ移動中のアルプス、本当悠揚迫らぬ、という雰囲気

alps

そしてROVERETO。街も、教会も、美味しいカプチーノも、

やはり最初に留学した国がイタリアだったからかもしれませんが、全てが

落ち着きます^^ 本当にイタリアへ降り立つと嬉しい

rovereto chiesarovereto fontana

rovereto colazione

 

と、楽しい事も多いのですが、僕のドイツでの母親代わりのGが

入院しました。胆石なので大丈夫とは思うのですが、やはり気持ちが

オロオロしてしまっています、、、早くオペが終わって楽になれますように

 

今年の風邪はお腹にくるようです。皆さんも体調には気をつけて

楽しい春を迎えてくださいね

 

2015年2月雑記

2015/02/09

   立春もすぎましたが、まだまだ寒い日が続きますね。

  みなさんは風邪などひいてないですか?先週末ホテル泊が続いたの

  ですが、乾燥と寒さが同時に来ると危ないですね。ギリギリで乗り

  きりました。みなさんも気をつけてください。

 

   おとといの土曜日は埼玉県の加須でリサイタルでした。バッハの

  フーガの技法、ショパンのソナタ、ベートーヴェンのソナタなどなど

  コンクールの様なプログラムでハードでしたが、場を作ってくださった

  みなさん、聴いてくださったみなさんにいっぱいいっぱいありがとう!

  です^^ オーバーホールされたスタインウェイはとても良い楽器でした

kazoかぞピアノ

     演奏から宇宙や色んな魂が見えた、、、というご意見をいただき

   音楽ってすごいな、、、と思う今日この頃です。

     演奏翌日は浜松でたくさんのピアニストの玉子たちのレッスンをしました。

   「リスクを冒しても本気でやってね」と言ってしまった手前、僕も勇気をいっぱい

   振り絞って次の演奏へ臨みたい、と、新しい活力をもらってきました^^

   それにしても子供って純粋な液体みたいですね。ある液体を入れると瞬時に色が

   変わるように音がサーーーーっと変わっていく、、、とても素晴らしいと

   思いました。

 

    演奏会の前にここで運良く練習させていただきました

yamaha

   銀座のヤマハのアーティストサービスです。楽器はCFXなのですが、とても

   よかったんです!CFXを2台使っての演奏会を10月にやりますので楽しみに

   していてくださいね^^

   新年のご挨拶を書きそびれておりましたが、今年もあと11ヶ月、よろしく

   お願いいたします!

息抜き

2014/12/11

いよいよ師走で、街はクリスマスシーズン真っ盛りですね^^

我が家もデコレーションしてみました。 イタリア人の神父様から頂いた

馬小屋のセットとこのブログではお馴染みGoshaのクリスマスオーナメント.

出窓

所用で出かけた表参道も綺麗でした。

表参道

クリスマスシーズンってわけもなくワクワクしてあったかい気分に

なりますね^^

こんな寒い時期に海へも行ってきました。この夏、どうしても気に

なったので、なんとゴミ拾いです。タイトルは「好青年の真似をして

モテモテ大作戦!」 結果は惨敗中(笑) それにしてもペットボトル

くらいみんな持って帰れっちゅーの!!!

海掃除2

能の鑑賞にもご招待いただいたりしてのんびりしつつも

立華bach

譜読み作業に追われ、フーガの技法に至ってはもう半泣きです。この年末年始は

胃がちぎれる程練習しないともう間に合わないでしょう。笑

みなさん楽しいクリスマスを!! BUON NATALE!!!!

 

2014年11月雑記

2014/11/29

更新も随分とご無沙汰になってしまいました。

皆様お元気ですか? ここ最近あったことを毎度の如く書いてみます。

9月10月とベルリンに戻って、MOZARTの珍しいコンチェルトを

弾いてきました。3台ピアノとオーケストラという編成の所為か、

中々演奏できる機会が無いの曲で、リハーサルも含め本当に楽し

かったです。この曲はロドロン伯爵夫人とその二人の令嬢の為に

書かれたらしく、1ピアノと2ピアノはそれなりに技巧的でもある

のですが、3ピアノがとても易しいんですね。

というわけで(?)この方の登場!(ベルリン芸大でのリハより)

ロドロンリハUDK

この座ってる紳士に見覚えのある方もいらっしゃるかもしれ

ません。そう、2007年にノーベル化学賞を受賞された

ゲルハルト・エルトゥル博士です。実は博士はオケの演奏会を援助

してくださったりした経緯もあり、今回彼のお誕生日という事もあり、

なんと3番ピアノで堂々のデビュー(?)です。本当に音楽を愛して

らっしゃって、ただそれだけで、有名人ぶったり一切

されるどころか、我々を立ててくださったり、そのお人柄に

どれだけ助けられたか、、演奏にも深い味わいがあったと思います。

コンサートマスターと熱心に話す博士↓

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なので本番はベルリン工科大学主催という珍しい形でした。

満員のお客様と暖かい同僚に支えられ、良い演奏会でした。感謝!

我々のコンサートマスターは元々シュターツカペレ(現在バレンボイム氏が

シェフを務める)で演奏していた人ですが、彼も本当に、前回同様

一生懸命暖かい言葉と仕草で励ましてくれるあったかーーーーい人です。

ロドロンリハLODRON

 

合間を縫って、Grünewaldやバッハの故郷、Eisenachを散策して

きっとこのインスピレーションはどこかで繋がるのだと思います。

Grünewald↓

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バッハが洗礼を受けた教会↓ バッハも歩いたはずの森↓

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バッハの時代には無かったけど、アイゼナッハの美味しい料理

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バッハの紋↓         バッハ家の税金の帳簿↓

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10月中頃に日本へ戻って、長野市で演奏とレッスンをしてきました。

サンピアン様、ありがとうございました.たくさんの熱心な講師の皆様を前に

緊張しましたが、どなたも本当に僕の拙い言葉を懸命に理解しようと努めて

くださり、感謝です。

写真がこれしかないのですが、一部の講師の方々、そして春畑セロリ先生と

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11月に入ってからは、再び吉永哲道氏と合わせを始め、

11月15日に名古屋のしらかわホールでブルッフを演奏してきました。

最近知った曲なのですが2台ピアノと管弦楽で、華やかな曲です。

伊藤美佐子先生、セントラル愛知交響楽団の皆様、本当に本当に、

ありがとうございました。この日のお客様はすごく優しい雰囲気でした。

リハーサルの稲沢市民会館↓     しらかわホール↓

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どうもインフルエンザが流行り始めたようですね。皆さんも

ご自愛ください。そして楽しいクリスマスシーズンをお迎えください^^

 

 

悠、水、2台ピアノ、レガート

2014/08/15

残暑お見舞いもうしあげます。

立秋も過ぎ、暦の上では秋、とは言え酷暑がつづきますね。

今日も塩飴片手に練習です。

 

この夏は3カ所で水を楽しみました。

実は僕の名前の”悠”という字の意味をひも解いていたらば「水」という

キーワードへたどり着いたのです。この字は”人に水をかけてあげる”という

形なのだそうです。それならば水の研究!と家畜並に短絡的な僕は水辺へと

研修旅行とは名ばかりのドライブへ。

1:忍野村の忍野八海(湧き水で出来た池です)。息を飲む程の美しさでした

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2:東京湾の水上からの東京摩天楼。ここも随分水が綺麗になったそうです

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3:外房の海 青い海と切り立った崖と波の音を楽しみました

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先週は前橋市にある笠原智廣さんの素敵なサロンで2台ピアノを

演奏しました。相方は今月宗次ホールで一緒に弾く吉永哲道さんです。

来て下さった方、笠原さん、手伝ってくださったスタッフの皆さん

本当にありがとうございました!!

前橋 (2)

 

photo by Yuko Hashimoto(宇都宮美術館 学芸員)

 

彼との演奏、特にリハーサルは本当に勉強になっています。

ソルフェージュの置き場所、耳と心で紡いで行くレガート、大事な基本。

彼から学ぶ事は本当にたくさんあります。

これまた短絡的な僕は今日も楽譜の読み方を見直したり、手の形を考えたり

1本指や鉛筆で弾いてもレガートになるように初心に戻って練習開始です。

ああ、難しい、、、!!!まずは心が静かで居る状態作りから

2014年6月雑記

2014/07/12

暑中お見舞い申し上げます。

本当にどうにかなりそうな湿気ですね。。。皆さん元気ですか?

この時期は塩飴必須です!必ず携帯してくださいね^^

 

6月は上旬に静岡でラフマニノフの協奏曲2番を演奏させて

いただきました。ああ、ラフマニノフってこんな人だったんだなあ、と

色々考えるキッカケを頂けて良かったです。

聴いて下さった方々、オケの方々、スタッフの方、本当にありがとう

ございました。^^

 

その後前々から楽しみにしていた宇都宮美術館のシャガール展へ

伺わせていただきました。学芸員としてご活躍されている橋本優子女史から

御招待をいただき、この緑溢れるヨーロッパの森の中にいるような感覚に

させてくれる美術館でシャガールの力作を観て感じて、橋本さんには

とても丁寧な説明をしていただき、楽しんだり、音楽との共通するものを考えたり、

有意義な時間でした。

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そして打ち合わせを兼ねて再びベルリンへ。 今回は比較的時間があったので色々

良いコンサートを聴きました。ベルリンフィル、DSO、ニュープロイセンフィル、バロック

アンサンブルと。 ベルリンフィルでのバレンボイムをソリストに迎えてのブラームスの

1番は本当に記憶に残る素晴らしい演奏でした。

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秋の打ち合わせを終えて、再び日本へ。7月8月は来月やる2台ピアノの合わせやら

レッスンやら、楽しく過ごせそうです。

みなさんも楽しい思い出に残る夏をお過ごしください!! Buona vacanza !!

 

審査をして思った事

2014/05/25

今月は、母校でもあるイモラ国際ピアノアカデミー 関係で

アカデミーでの夏期講習や入学を目指すオーディションの審査を

しました。

これまで数回の審査をした際にも感じたことですが、やはり

共通点がどうもあるように感じました。ある意味当たり前の事であり、

とても難しくもあるのでしょうが、「この音楽は〜〜だ」という

目的意識がはっきりしている演奏が練習も恐らく的確になり、本番でも

強いのだな、と感じた日でした。

僕自身100万回くらい師事した先生に訊かれ、今では僕がレッスンの

際に訊ねる「この音楽は何?」という質問。全てはそこからスタートで、

目的に向かうための数々のテクニックであり練習である、と改めて僕も彼らも

そこをやらなきゃだよな、と強く感じた日でした。数人、目的音楽の明確な

方がいらっしゃり、「おお!」と思わされたり、本当に楽しい日でした。

総じて皆さん達者に弾かれる若い方が多いので、結果に惑わされず目の前の

音楽を心から音にしていって欲しいと思いました。ファイト!!

2014年5月雑記

2014/05/15

すっかり春!を通り越してすでに暑いですね、、、熱中症の心配もそろそろ

必要だそうです。みなさん、お元気ですか?

 

先月、初めてのマルセイユに行ってきました。家族と、岡フランス文学博士

と共に巡る珍道中でした。

ノートル内部 ノートルダム

マルセイユ名物、ノートルダム・ド・ラ・ギャルド。丘の上に聳える

マルセイユのシンボルです。ここからの景色が、、、

ノートルダム景色

 

素敵です。カルメル派の修道女、小さきテレジアの事が色々と

書かれていたりして興味深い教会でした。

海に浮かぶ島の一つが、シャトーD’イフです。モンテクリスト伯

に興味のある方々には涎の出そうな街ですね。

そう、今回のマルセイユは完全にダンテスツアーでした。

物語に出てくる、アクーの教会、旧裁判所、

ダンテス教会 マルセイユ旧裁判所

ファロからのヴューポール、ピュジェの泉跡

ファロ ピュジェの泉

 

ダンテス好きであってもなくても、ここは青い空と青い海、輝く太陽に美味しい

ワインに美味しい魚介と、とても寛げる街でした。音楽の”お”の字も出て来ない

旅は本当に久しぶりで、スイッチを切り替える良い期間でした。

 

帰国してからわりとすぐにみなさんご存知、ラ・フォル・ジュルネの時期でした。

今年は海外からの演奏家達も逗留する帝国ホテルで演奏させていただきました。

色々案じてはいたのですが、さすがは帝国の隅々まで配慮の行き届いたスタッフに

助けていただき、500人ほどのお客様に聴いて頂き、バッハ、ショパン、リスト、と

演奏しました。お客様、スタッフの方、本当にありがとうございました^^

帝国 帝国2

 

この日は、夜最後の公演にアルゲリッチ達の演奏会がありました。

いや、演奏はここで僕が言うまでもなく圧巻でした。とても良い夜でしたし、少し会おう、、

と思って楽屋を訪ねたら「はるかのリスト、聴いたわよ(ニヤリ)」と言われ

その日は一睡も出来ない夜とあいなりました。 合掌  笑。

そう、どこで誰が聴いていても良い様に、勉強練習勉強練習 たまに遊ぶ、です。

これからもよろしくお願いいたします。

黒岩悠 拝

 

 

 

2014年2月

2014/03/21

まだまだ寒いですね。お元気ですか?

ぼちぼち春の兆しを感じる日もあるものの、本気の春が待ち遠しいです。

 

2月はまだ記憶に新しいあの雪のおかげで、成田空港へたどり着けず、

1日遅れで飛んだためパリでのんびりする予定が狂いましたが、

まずはオペラ周辺へ寄って、

ぱりおぺら

 

長年パリへ寄るたびに練習させていただいていたYAMAHAで

懐かしい調律師さんと談笑し、山崎孝先生と知り合い意気投合し、

世田谷区の成城で文化を発信しようと頑張るA女史と、岡博士と

肉を食らい、

ぱりめし

4月に訪れるマルセイユに敬意を表してアレクサンドル・デュマ駅

付近、そしてモンテ・クリスト通り付近にある友人宅に転がり込みました。

あれくさんどる もんてくりすと

美しいパリの朝日に別れを告げ、ベルリンへ

ぱりあさひべるりん1

Halle という街と、Burgwedel という街で演奏してきました。

Halleは隣町がライプツィッヒなのでバッハやシューマン、

メンデルスゾーンの話で盛りだくさんですが、ここHalleも実は

ヘンデルの出生地なのです。Halleという単語は古いドイツ語で

”塩”を表す言葉に由来しているらしく、この街はかつては塩産業で

栄えたらしいです。

暗雲立ちこめる空の下に黒々しくそびえるヘンデルとヘンデル広場、、、

はれ2はれ1

 

ピアノはベヒシュタインでした。まとまりすぎない、自身が意思を持ってる

かの様な、ここのメーカーのピアノ、実は大好きです。

Burgwedel ではうっかり写真を撮り忘れてしまったのですが、古い田舎街で

お客様もスタッフもみんなが暖かくて演奏が楽しかったと記憶しています。

昨年日本で演奏させていただいたのと同じプログラムで、色々な音楽家の方

から頂いたアドヴァイスをようやく少し「先が見えた」と思える瞬間が幾つか

あり、ワクワクした2月でした。もっともっと関わって、共有していけます

ように!!

Big HUG!!!!

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