2018年3月 雑記
日差しは春の気配を運ぶようになりましたね。
ご無沙汰していたブログですが、読んでくださる方々には感謝です。
年末年始と色々な曲を演奏させていただきました。
会場にお運びくださった皆様、支えてくださったスタッフの皆様、
ありがとうございました。
12月には久しぶりにイタリアで演奏しました。
パレルモというシチリアにある街の音楽祭でした。僕にしては
めずらしく(?)、ショパンばかりというプログラムでしたが、
改めてショパンの音楽が非常に特別なものであると再認識できる
良い時でした。
この時は余興がありまして、シチリアでは歴史的に重要なFLORIO家という
家系があるのですが、その邸宅での晩餐会に家内共々ご招待いただいた
事は、マルサラワインのFLORIOを絶対必須とする僕にとっては嬉しい
事でした。
写真は無いのですが、年明けは文京楽器での音楽祭で、久保陽子先生と
モーツァルトを弾いたり、クライスラーを弾いたり、室内楽の楽しみを噛み締め
ながらの年明けとなり、久しぶりのパイオニア交響楽団の皆様とは
シューマンのコンチェルトを演奏しました。
いつも励まし、支えてくださる高木株式会社の髙木宏忠社長と奥様には
本当に感謝です。
地元三鷹市では今年の賀詞交換会でのコンサートを、という栄誉ある
お役目を頂戴し、過去には横山幸雄さん、前橋汀子さんらがつとめられた
場においての演奏でした。三鷹のお母さん、清原慶子市長との対談もあり、
楽しい新年のひとこまです。
一連のコンサートの中には、自由が丘・月瀬ホール、モーツァルティアン
フェライン例会がありましたが、こちらでは妻の宮本ミサとの4手も
あり、ここでは本当に皆様にあたたかく見守っていただきました。
僕も彼女も共にイタリアで学んだ者同士、前世はきっとナポリ人だろう
とも思えるモーツァルトを表現できていた、、、かな、、。笑
この要塞はスフォルツァ家のもので、現在アカデミーの校舎でも
あります。右はマルガリウス教授。この部屋はかつては拷問部屋でしたが
在学中、僕らが受けたレッスンもおそろしく厳しいものでしたから、
やはり今でも拷問部屋です。笑
こちらも厳しい世界でしたが、やはりこれまた厳しい世界を生き抜いてきた
久保陽子氏と、4月7日に、名古屋は宗次ホールへ出演いたします。
皆様とまた会場でお目にかかれます事を楽しみにしております。