2018年10月

すっかり秋めいてきました。 おげんきですか?

 

芸術の秋、美食の秋、スポーツの秋、 どんな風に楽しまれてますか?

 

音楽の世界はヨーロッパの年度と同じように、秋からが新シーズンですが、

9月まで、色々演奏やマスタークラスをさせていただきました。

春の話になりますが、4月は名古屋宗次ホールで久保陽子先生とデュオリサイタル、

そして大垣音楽祭にて4台ピアノの共演という楽しい時間をいただきました。

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先生は今なお、不断の努力を重ねておられて、その練習の質と時間には

頭がさがるばかり。芸術を表現するという事に命がけという姿を生々しく

感じさせていただいたのですから、僕も努力を惜しまず演奏に全力を注いで

行くという事を改めて、その都度その都度、覚悟を持ちたいと思います。

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20代の頃以来で大垣音楽祭に出演させていただきました。

スタインウェイ、ベヒシュタイン、ベーゼンドルファー、ヤマハという

世界を代表するピアノが4台集まり、ソロから4台8手まで様々な形態で演奏

させていただきました。ピアニストが4人集まると一体どうなることやら、、、汗

と思っていたのですが、近藤嘉宏さん、浜野与志男さん、山本貴志さん、みなさん

実に気さくで楽しく、演奏となると一人一人がしっかりご自身の哲学をもって

楽譜と向き合っている方々であり、そこに個性の全く違う楽器がマリアージュした

これまでに無いコンサートでした。当日は完売御礼をいただき、主催の方々、

お客様には深く感謝です。

 

4月末から5月にかけてはBERLINに滞在しておりました。

やはりヨーロッパにいると、どこか深く呼吸できる部分があり、それは音楽の良い

栄養分であり、僕も妻も毎日の練習、音楽を感じる事が楽しく、色々吸収してきた

ように思います。

4月末は、僕も役員を仰せつかっておりますオーケストラが出演依頼をいただきました

カルミナブラーナの公演でしたので、オケ中のピアノで参戦させていただきました。

ソリストの演奏方法とはまた違うオケ中ピアノですからとても緊張したのですが、

このベルリン コンツェルトハウスの響きはただでさえ素晴らしいのですが、

舞台上で音を出してみると、さらに美しく、宝石の中で演奏をしているようでした。

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その数日後には、浮ヶ谷孝夫氏指揮ブランデンブルク州立フランクフルト管弦楽団と

ベートーヴェンの4番を演奏してきました。

ベートーヴェンの愛という側面が余す事なく反映されているこの作品を演奏できました事、

この上なく嬉しく思いながら演奏させていただき、ノイルッピンの音楽協会の皆様ににも

たくさんの感謝です。

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演奏が終わってほんの束の間、ベルリン シャルロッテンブルク宮殿を

散歩してきましたので、画像でおすそわけです。^^

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帰国後も色々な場所で演奏、マスタークラス、音楽大学での講義を

させていただきました。また改めてご報告します。

 

美しい秋をおすごしくださいね。

 

 

 

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