2014年5月雑記
すっかり春!を通り越してすでに暑いですね、、、熱中症の心配もそろそろ
必要だそうです。みなさん、お元気ですか?
先月、初めてのマルセイユに行ってきました。家族と、岡フランス文学博士
と共に巡る珍道中でした。
マルセイユ名物、ノートルダム・ド・ラ・ギャルド。丘の上に聳える
マルセイユのシンボルです。ここからの景色が、、、
素敵です。カルメル派の修道女、小さきテレジアの事が色々と
書かれていたりして興味深い教会でした。
海に浮かぶ島の一つが、シャトーD’イフです。モンテクリスト伯
に興味のある方々には涎の出そうな街ですね。
そう、今回のマルセイユは完全にダンテスツアーでした。
物語に出てくる、アクーの教会、旧裁判所、
ファロからのヴューポール、ピュジェの泉跡
ダンテス好きであってもなくても、ここは青い空と青い海、輝く太陽に美味しい
ワインに美味しい魚介と、とても寛げる街でした。音楽の”お”の字も出て来ない
旅は本当に久しぶりで、スイッチを切り替える良い期間でした。
帰国してからわりとすぐにみなさんご存知、ラ・フォル・ジュルネの時期でした。
今年は海外からの演奏家達も逗留する帝国ホテルで演奏させていただきました。
色々案じてはいたのですが、さすがは帝国の隅々まで配慮の行き届いたスタッフに
助けていただき、500人ほどのお客様に聴いて頂き、バッハ、ショパン、リスト、と
演奏しました。お客様、スタッフの方、本当にありがとうございました^^
この日は、夜最後の公演にアルゲリッチ達の演奏会がありました。
いや、演奏はここで僕が言うまでもなく圧巻でした。とても良い夜でしたし、少し会おう、、
と思って楽屋を訪ねたら「はるかのリスト、聴いたわよ(ニヤリ)」と言われ
その日は一睡も出来ない夜とあいなりました。 合掌 笑。
そう、どこで誰が聴いていても良い様に、勉強練習勉強練習 たまに遊ぶ、です。
これからもよろしくお願いいたします。
黒岩悠 拝